SAP ERP ベーシス基礎知識

SAP BASISコンサルタントの業務内容について

SAP ERP ベーシス基礎知識

SAP BASISコンサルタントの業務内容について

今日、SAP ERPシステムの導入・運用を技術面からコンサルティングする 「SAP BASISコンサルタント」が注目されています。

通常システムを導入後、稼動しても実際の運用に適合しない場合が少なくありません。 また、稼動後にバージョンアップが必要だったり、 機能拡張部分への配慮が必要になったりする事で、専門家によるサポートが必要です。

SAP ERPシステムも同様です。 なので、SAP BASISコンサルタントはそれらの不具合などを解消するため、 また企業毎に異なるシステム要件への対応するために、 適合するツールの選択、運用設計、チューニング、 バージョンアップ、インフラ部分のコンサルティング等、企業工程から運用まで全工程を SAP BASISコンサルタントの業務内容として関与します。

SAP BASISコンサルタントの業務具体例として、以下の内容が挙げられます。

  1. ランドスケープ設計/提案
  2. マイグレーション
  3. アップグレード
  4. パフォーマンスチューニング
  5. アーカイブ
  6. システム管理
  7. データマネジメント
  8. セキュリティ
  9. インターフェース開発
  10. システム運用又はサポート
  11. バックアップ/リカバリー設計

などがあります。

SAP BASISコンサルタントはエンドユーザー先において、顧客とともに作業をするケースもあれば、 企画や指示のみを行い、何かトラブルが発生したときのみ対応するケースもあります。

最近、SAP ERPシステムが安定稼動をしている企業では、 常駐型のSAP BASISコンサルタント契約はせず、 障害が発生した際の問い合わせ(スポット契約)をする企業も増えてきているようです。

次の記事  SAP ERP ベーシス入門 -SAP ERP BASISコンサルタントの業務内容-   SAP BASISコンサルタントに求める資格・経験・スキルとは
前の記事  SAP ERP ベーシス入門 -SAP ERP BASISコンサルタントの業務内容-   SAP ERP BASISコンサルタントの役割 -クライアントPC管理とは-
ホームへ  SAP ERP ベーシス入門 -SAP ERP BASISコンサルタントの業務内容-   SAP ERP ベーシス入門 -R/3 BASISマスターへの道-