SAP ERP ベーシス入門

SAP ERPを導入するメリット・デメリット

SAP ERP ベーシス入門

SAP ERPを導入するメリット・デメリット

ERPを導入するメリットとしては、豊富な業務機能を提供するパッケージシステムです。 このため、ERPでは、自ら基幹業務システムを開発するのに比べて、 一般に短期間でシステムを稼動させることができます。 これは、業務の複雑化と変化のスピードへの対応で、 情報システムの開発・保守負担が大きくなってきており、 既製品の方が自ら開発するよりも安く入手でき、早くシステム構築できると言われています。 企業がERPを採用する1つの理由として、システムのコストと構築する時間を節約したいという点をあげることができます。

一方デメリットとして、基幹業務のニーズは、その企業の生産する製品、業界慣習、企業文化などによって変わります。 その企業の付加価値を生み出して競争を優位に導いている その企業特有のノウハウが含まれていることが少なくありません。 ERPを導入することで、自社特有の業務の長所をうまく生かしきれないリスクがあります。

SAP ERPを導入する最大のメリットとしては、 世界標準になることです。 現在、企業はグローバル化している中で、 世界で共通するプラットフォームのソフトウェアである 「SAP ERP」を導入することは大きなメリットといえます。

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