SAP ERP BASISコンサルタントの役割

パラメータチューニングとは

SAP ERP BASISコンサルタントの役割

パラメータチューニングとは

SAP ERPはパッケージソフトのため、 ERPをそのまま導入しても、 SAP ERPが提供する機能や保証するパフォーマンスを有効に活用することができません。

そこで、SAP ERPを導入した後に、 SAPが提供する「Going Live Check(GLC)」による診断の結果や、 ベンチマークテスト、負荷テストなどで採取した インフラパフォーマンステスト結果に基づき、 システムのボトルネックを分析します。

「Going Live Check(GLC)」の診断結果を確認して、 メモリやデータベース、ワークプロセスの数など 各種パラメータチューニングを実施したり、 機能を追加などします。

パラメータチューニングはシステムを変更するので、 稼動しているシステムへ悪影響を与えることもあります。 なので、事前にどれくらい改善でき、システムへの影響の有無や、 他機能への影響有無の確認などは徹底的に実施する必要があります。 また、パラメータチューニングは事前に アプリケーション開発担当者と連携して実施することが必要です。

もちろんですが、SAP ERP環境でのパラメータチューニングは 下位層(開発機)から上位層(検証機→本番機)へ実施します。

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