SAP ERP BASISコンサルタントの役割

サイジングとは

SAP ERP BASISコンサルタントの役割

サイジングとは

SAP ERPのサイジングとは、 SAP ERPシステムを最適なパフォーマンスで稼動させるために、 ハードウェア(CPU、メモリ、ディスクなど)の資源量を見積もることです。

サイジングはハードウェア構成からそのハードウェアの費用を確定させ、 プロジェクトタスクである「ベンチマークテスト」「負荷テスト」において、 その適正さを検証するところまでを「サイジングタスク」としています。

サイジングにはSAPが提供するサイジングツール「Quick Sizer」を 使用することで制度の高い情報が得られます。 「Quick Sizer」からサイジングの結果を受けて、 今後の「可用性」「拡張性」「運用性」などを加味し、 安全に運用できるハードウェアなどのインフラを準備することが、 BASISコンサルタントに課せられたタスクです。

その他にも、「起動停止手順化」「バックアップリストア環境」「クラスタリング環境」 「ディザスタリカバリ環境」「本稼動後検証環境」「媒体遠隔地保管環境」「仮想化」などの整理も挙げられます。

昨今では「VMware」など仮想化のソフトウェア上で動作させることがあります。 その際でも「運用性・耐障害性・拡張性・バックアップ利便性」などに十分考慮する必要があります。

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