SAP ERP BASISコンサルタントの役割

スプール管理とは

SAP ERP BASISコンサルタントの役割

スプール管理とは

基幹システムとして出力する大量の帳票類や独自の様式を必要とする帳票類など 最適なレイアウトで適切な「印刷インフラ」に出力させるIT基盤をスプール管理で行います。

しかし、SAP ERPの持つレポーティング機能だけでは要求の水準に達しないケースがあります。 その場合はサードベンダーが提供する帳票生成ツールを導入するなどの検討が必要となります。 よく使用される帳票作成ツールとして「翼システム」のSuper Visual Formade(SVF)を使用する企業が多いです。

なお、SAP ERPとプリンタの接続形式には以下の3つの方法があります。

  1. アプリケーションサーバ上のローカル接続 (アクセス方法 L, C)
  2. lpd hostを経由したリモート接続 (アクセス方法 U)
  3. PC と SAPlpdを経由したリモート接続 (アクセス方法 U or P)

SAP ERPのスプール管理は「トランザクションコード:SPAD」から管理・定義が可能です。

スプール管理には、プリンタの買い替えや、 データ転送量によってネットワークの増強などを含め、 BASISコンサルタントのタスクとなります。

次の記事  SAP ERP ベーシス入門 SAP ERP BASISコンサルタントの役割 -スプール管理とは-   SAP ERP BASISコンサルタントの役割 -ジョブ管理とは-
前の記事  SAP ERP ベーシス入門 SAP ERP BASISコンサルタントの役割 -スプール管理とは-   SAP ERP BASISコンサルタントの役割 -ネットワーク管理とは-
ホームへ  SAP ERP ベーシス入門 SAP ERP BASISコンサルタントの役割 -スプール管理とは-   SAP ERP ベーシス入門 -R/3 BASISマスターへの道-