SAP ERP BASISコンサルタントの役割
クライアントPC管理とは
SAP ERP BASISコンサルタントの役割
クライアントPC管理とは
SAP ERPシステムはユーザが使用して、初めて機能します。 SAP ERPシステムを使用するユーザのPCの環境を設計・管理するのも、 BASISコンサルタントが主導的に対応する必要があるタスクです。
SAP ERPシステムが稼動に必要とするインフラとしては小規模ながら、 ユーザ数が多いため、クライアントPCの数も必然的に多くなります。 ユーザが使用するクライアントPCの 「OS・ブラウザ・導入ソフト」など大きく変更があった場合は SAP ERPシステムを使用できない場合もあります。 なので、SAP ERPシステムを使用するユーザのPCの環境を設計・管理するのも、 BASISコンサルタントが主導的に対応する必要があるタスクです。
また現在、「OS・ブラウザ・導入ソフト」など大きく様変わりするなど、 クライアントPC環境は大きな変化を遂げています。 画面もGUIベースからWEBベースに変わりし、 Javaコンポーネントのバージョンなども配慮が必要な要素になってきています。 BASISコンサルタントとして、クライアントPCの初期導入、 パッチ適用などできるだけ負荷をかけずに展開するルールの策定が必要です。
SAP ERPシステムをアップグレードした場合、 ユーザが使用しているクライアントPCのSAPGUIバージョンでは動作しない場合があります。 なので、ERPシステムのアップグレードをする場合には、SAPGUIの検証も実施する必要があります。